ここ暫く

予定外の出費が続いているので

カミさんから、要求が出てまして

昨晩から実施される事になりました。

何かと言えば

「ビールから発泡酒?になった」

という訳です(笑)

少し前に、たまたま「金麦」という

発泡酒(というか雑酒ですが)を

飲んだ時に、あぁ結構飲めるねぇ、と

言っていた訳で、それをしっかりと

聞いていたカミさん(爆)

予定外の出費の穴が埋まるまでという

名目ですが、恐らくこれが

元に戻る事は無いと思われます(笑)

まぁ、そんな事で酒税が上がって

ふと、思っていた訳ですが

ビールの売り上げが落ちるのを

各メーカーさんは、発泡酒だの

雑酒、リキュール類といった形で

ビールに酷似した商品を開発して

カバーしている訳ですよね。

ビールというのは酒税法上で

しっかりと内容が決められていて

・麦芽、ホップ、及び水を原料として

 発酵させたもの

であって、かつ

・上記の材料及び米、その他の物品を

 原料として発酵させたもの

なのですが、その原材料中の、当該政令で

定めた原料の重量合計が麦芽の十分の五を

越えないものに限る

とあります。

まぁ、能書きはどうでも、味の方は

ビールに大変似ています。

しかし、酒税法上の「ビール」では

ありません。

ここにメーカーさんの苦労が有る訳ですが

ビールが公共事業だとすると

私達は、発泡酒や雑酒、リキュール類を

造る事が出来ません。

つまり、「ビールを造れ」と言われれば

事細かく、書かれている材料や工法を

守って、造る訳です。

「似た様なもの」では違法になってしまいます。

「技術開発をして、似た様なモノが

出来たけど、厳密に言えばビールとは

言えないからダメ」なのですね。

求められているモノは「ビール」であって

ビールに似たアルコール飲料では無い訳です。

ここに技術開発の熱意の妨げに

なっている要因が有るのかとも

思ったりします。

前にも書きましたが、コストの大幅な

削減には技術革新や、新技術といった

ものが出てきて、コストが下がる訳で

それが出て来ていない現状では

コストの削減にも限界が有ります。

まぁ、逆に良い面も有る訳で、「ビール」

といったら、全国の公共事業を

生業としている業者は、ちゃんと

「ビール」を提供してくれる事に

なりますね。

どちらが良いのか?ではなくて

そういった制度である、という事です。

日本の公共事業はコストが高い、と

マスコミは騒ぎますが、高い人件費と

世界でも1位、2位を争う地震大国で

台風や雪といった厳しい気象条件

少ない平地で寄り添って暮らしている

日本の気候風土を考えて、安心を

まもる構造物を造ろうと思えば

鉄筋だって余計に必要になります。

地震が非常に少ない国では、構いませんが

日本ではそういう訳には行きません。

そういった安全率とかいうものを

ちゃんと考えれば、日本の公共事業は

決して割高では無い訳ですね。

とまぁ、ビールから発泡酒になった

夜に、酔っぱらいがふと思った

戯言でした(笑)
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theme : 建設業
genre : 就職・お仕事

tag : 公共事業 ビール 発泡酒 技術 革新 開発 新技術

なるようにしかならない

いつも思う言葉ですが

「なる様にしか、なりません」

一見すると大変投げやりな言葉に

見えると思いますが、オイラ的には

そうは思っていません。

「あぁ、したい」とか「こうしたい」と

思った事に、最大限の努力をして

成功したら「なる様になった」訳で

失敗したら「なる様になった」のかと

思うわけですね。

最大限の努力をしても、「届かない」

時や「出来ない」場合だって有る訳で

それを、ずっと引きずっていても

何も変わることは無い訳です。

「それじゃ、次はどうしようか?」と

考えて、答えを出しておけば良いと

思うだけの話なのです。

その時に考えられる大限の努力を

しても、結果が出ない訳ですから

しょうがない訳です。

「しょうがない」と「悔しくない」

は、イコールにはなりません。

努力をして実らない訳ですから

悔しくないはずはありません。

しかし、ずっと悔やんでいても

しょうがないだろうと思う訳です。

「実らなかった原因は?」と

考えて、次に備えるだけの事です。

「努力が全て報われるとは限りません

しかし、成功した人はすべからず

努力をしています」とは、どこかで

見たと思う言葉ですが、確かに

その通りだと思います。

失敗もするかもしれないし

成功もする事だってあります。

その成功する可能性や確率を

上げていく事が必要であって

その為に、「何をするか?」と

考えて行動するだけです。

脳天気に見えるかもしれませんが

これでも眠れないほど考える時も

あります。

でも、考えて考えて動くことが

出来ないとしたら、意味がありません。

考えたら、動いて、結果を見て

また、更に動くしかないと思います。

さぁ、午後も頑張りましょう。

theme : 建設業
genre : ビジネス

完全休日

日曜日なのであるから

「休日」なのであって

「完全休日」というのも

おかしいかと思うのであるが

三男坊の風邪が相変わらずで

学童野球もお休みをして

しまったので、オイラ的には

本当に何をする訳でもなく

本当のお休みだったのである。

やった事といえば、頼んであった

次男坊のベットが運ばれて来たので

二階の部屋に設置した位なのである。

長男坊と散歩にでも行きたかった

訳であるが、風が冷たくて、かつ

非常に強かったので、家から出る

こともなく、本を読んだり、ピアノで

遊んでみたりと、いつ以来だか

ホントにゆっくりした休日だったと

思うのである。

が、普段は「自由な時間が欲しい」と

思ったりしてみても、いざ「自由」

という時間が来ても、ホントに

「何する?」となってしまうのである。

これじゃ、ダメであって、やっぱり

普段から「あれをやりたい」とか

「これをやろう」とか、準備をして

おかないといけないと、少し反省を

したりするのである。

そうすれば、いざオフとなった時も

時間を有効に使える様な気が

しているのである。

すっかり怠け癖が付いてしまった

様に思うのであるが、さて

何をしようかなぁ、なのである。

theme : 日々の暮らし
genre : ライフ

土曜日です

週半ばから「のどが痛い」と

言っていた三男坊

今日は、流石に練習もお休みに

なっちゃいますかね。

そしてオイラも

現場に行きたいところですが

総務がお休みの為に、事務所で

お留守番になっています。

まぁ、ちょうどマネジメントの

気になる部分を修正したりも

したかったので、良い機会かも

しれません。

災害時の事業継続計画BCP)の

マネジメントシステムの中で

環境ISOとリンクする場所を

つないでしまおうかと思っています。

事業継続計画事態が、環境ISO

非常事態の詳細手順といった

位置づけで良いのかと思いますが

環境のマニュアルも3年近く放置して

ありますので、そちらも少し

現在のやり方に換えておこうかと

思ったりもします。

空いた時間は有効に使わないとね。

風が冷たいです、皆さんも

風邪を引かないように

良い週末をお迎え下さい。

theme : 建設業
genre : ビジネス

tag : BCP 事業継続計画 環境 ISO

先週あたりから

エコキュートにエラーが出てしまい

そのたびにリセットをしていた訳です。

このエコキュート、新築してから2年くらいで

基盤の故障が発生したりで、過去に2、3度

修理に来て貰って交換したりしてます。

先週の日曜日には、エラーのためにタンクの

お湯の量が足りずに、外に風呂に行く羽目に

なりまして、すぐに修理をお願いした訳です。

貯湯タンクからの漏水も有ったりで、

色々と見て貰いました。

が、エラーが直ぐに出てしまい、翌日に

再修理する羽目になり、もう少し詳しく

様子を確認して貰うと、炭を溶かした様な

水が出て来るとの事で、原因が判りません。

日頃の点検といっても、そんな事には

ならないでしょうし、住んでいる地域の

水の成分の関係とはいえません。すると

修理をしてくれていたサービスマンが

色々と調べてくれたらしく、貯湯ユニットと

ヒートポンプユニットをつないでいる

ホース内部のゴム成分が溶け出している

かもしれない?という事でした。

えっ?お湯でゴムが溶けちゃうの?と

思いましたが、ひとまずは、そのホースを

交換して貰う事にしました。

「部品が入ったら電話します」との

連絡が有って、部品待ちの状態です。

ネットで調べてみると、確かに

ハイブリッドホースは追焚き配管にしか

使えませんと、書いてあります。

ポンプユニットと貯湯タンクの連絡用

ホースとして用いる事は駄目らしい。

つまり、うちの場合も、もしかすると

そのパターンに当てはまっている

可能性が有る訳です。

まぁ、理屈はどうでも良いのですが

とっとと、お風呂が直らないと

非常に不便で困ります。

お義母さんの家が近くなので

家族そろって、お風呂を頂きに行って

いますが、まぁ面倒くさいし。

かつ、寒いし(笑)

早く直って貰いたいですね。

theme : 住まい
genre : ライフ

tag : エコキュート ハイブリッド ホース 貯湯タンク ヒートポンプ

あれこれやるのは

結構、面倒くさいのである。

去年の今時期は、現場にずっと

入りっぱなしだった様に思って

いるのであるが、何故か今年は

雑用だの事務処理、積算だのと

現場に張り付く事が出来ずに

あれこれとやっているのである。

これって、結構面倒くさいのである。

現場なら、ずっと現場が良くて

今日は現場、明日は事務所というのは

意外に疲れるのである。

体の動きが、機械に慣れたと思えば

事務所で缶詰になると、その後に

現場に出ても、やっぱり慣れるのに

1日掛かっちゃうのである。

現場で体を動かす事は、3日もあれば

体が慣れるし、その方が気分的にも

楽なのであるが、あっちこっちと

やっていると、落ち着かないのである。
13022101.jpg
右側の画面が設計書、左側の画面が

積算ソフトを立ち上げている訳で

手前のキーボードが積算ソフト側

奥のキーボードが設計書を見る側

夕方になると、目が疲れるのである。

theme : 建設業
genre : ビジネス

tag : 積算 設計書

重機の車窓から

「重機の車窓から」

0.7m3バックホウで、河床を整形しています。
13022001.jpg
いつもの事ですが、表土をいじると、直ぐに鳥が

やって来て、小さな虫などをついばんでいます。

ちょっと見にくいかもしれませんが。
13022002.jpg

theme : 建設業
genre : ビジネス

健康が一番ですが

昨日は朝からずっとバックホウに

乗っていましたけど、午後から

雨になってしまいまして

窓に水滴が付く訳ですが・・・

右目の視力だけが極端に悪い

オイラにとっては、これが結構

厳しいんです。

ダンプとの距離感が一気に

掴み難くなってしまうんです。

生まれてずっとこうなので

普段はそんなに不便さを感じる

ことってないんですけどね。

こういった時は、「あぁ・・」と

ガッカリしちゃったりしますけど

そんな訳でオイラは3Dとかいう

映画もNGです。

「めがねを掛ければ飛び出して見える」

とかいうヤツも、立体に見えた事が

有りません。

視力の差が大きいので、そうなると

思いますが、3Dに見えなくても

支障は有りませんしねぇ。

おもちゃのライフルなんかは

右利きなので、右側に構えますが

スコープを除くのが左目です(笑)

小さい時にこれをやっていて

「右目で見るんだよ」と云われて

「だって、右だと見えないモン」と

答えた事で、右目が悪い事が

判りましたが、残念ながら「弱視」

とか云う事で、「見る力が無い」と

云われてしまい、色々と試して

見ましたが、一向に変わる事もなく

かといって、普段は殆ど支障が

無いので、そのまま生活してます。

バイクの右コーナーは苦手ですが(爆)

って、S字も怖いですかね。

平衡感覚と視線の関係かな?と

思ったりもしますが

雨の夜の運転はもってのほかです。

なので、雨の日は苦手です。

恐らく大型運転免許は適性検査の

段階で落ちるのかと(笑)

普通免許の更新でも視野の広さを

検査されちゃいますからねぇ。

(問題はありませんけど)

目がちゃんとしていたら、もっと

違う風に見えるんでしょうか?

見えないんで判りませんが。

まぁ、そんな風でも自分の体です。

大事に付き合いましょう。

theme : 建設業
genre : ビジネス

寒い週末でした

寒い週末でした。

風も強くて冷たかった訳で

学童野球に行けば、寒いので

ノースローで、やりましょう

って、事から始まりました。

走って移動して、6年生リーグの

子供達が使うグランドの横にある

土手を使って、名物の土手登り(笑)
13021801.jpg
また、走って帰ってきて昼食後

バットを持って練習したそうですが

オイラは2度目の審判講習会(爆)

行く人が仕事で行けない事になり

その代わりに行ってきました。

1チーム3人以上という事なので

数合わせ的な感じもありますが

それでも行かないといけませんから。

知っている事が多かった(当たり前だけど)

訳ですが、更に覚えた事もあって

良かったかと思いますが。

丁度、オイラの友達からもコンペの

お誘いが有ったので、そっちに

行きたかった訳ですが、子供が

頑張ってますからね、2年くらいは

ちゃんと付き合ってあげないと

行けないかなぁと思いますし

逆に言えば、友達と遊ぶのはいつでも

出来ますが、子供に構って貰えるのは

今しかないと思いますからね。

昨日は、そんなに体を動かさなかったので

今日は体調万全です(爆)

さぁ、今週も頑張って行きましょう。

theme : 日々の暮らし
genre : ライフ

年頃なんですかね


次男坊、誕生日は

過ぎましたが、今日が

時間的に余裕が有ったので

お祝いしました。

がっ、流石に中学生

照れ臭かった様です(笑)

週末ですね。

13021601.jpg
カミさんが買ってきた義理チョコ(笑)

子供達はチロルチョコの沢山入った

カップを貰ってましたが、あんな風に

なっているのが売っているんですね。

小腹の空いた長男坊も喜んで

食べておりました。色々と甘いお菓子が

有る中で、長男が食うのはチョコだけです。

オイラも違うモノを頂きましたが

酒のアテになっておりました(爆)

昨日は雪になるかと心配もしましたが

雪に変わる事もなく、お陰で穏やかな

土曜日になっています。

さーて、積算終わらせちゃわないとね。

皆様も良い週末を。

theme : 男の子育児
genre : 育児

「重機の車窓から」

0.7m3バックホウで4tダンプに

積み込みです。

乗り降りが疲れます(笑)

こう見ると、バケットの大きさが

よく判りますね。
13021401.jpg

theme : 建設業
genre : ビジネス

積もらなくて良かった

天気予報通りでしたが

山の方は、一部積もりましたねぇ。

まずは昨日の「重機の車窓から」(笑)
13021202.jpg
10tダンプから見た風景

現場に障害物が無ければ

大きい方が乗っちゃ楽です。

で、今朝の起きた時
13021301.jpg
「これなら大したことないか?」

とか、思いながら着替えてました。

これまで、何回かに分けて色々と

公共事業に関わる建設業の事を

書いてきました。

「造る仕事」そして「守る仕事」

現場環境が複雑化し、それに伴い

書類や、検討課題、打ち合わせの

増加、煩雑化、そして日当たり施工量の

確保が難しい、更に積算制度の事を

書いてきました。

予定価格の上限拘束や、会計処理の

問題、市場価格や労務費の話もですね。

人が年々、少なくなっている事に

ついても触れてみました。

地域の建設業が減る事によって

除雪や、道路・河川の維持管理業務を

やる事が難しくなって来ている事も

書いてみました。

「良い事無しじゃ、辞めちゃえば?」

って、事についても格好良く書きましたが

まぁ、プライドだったり、意地だったり

したりもします。そして現場が

苦労して出来上がったりすると

「あぁ、良かったなぁ」と思ったりします。

まぁ、自分は、そんな事で多少のやりがいを

感じながら、やっている訳です。

色々と書きたい事も有りますが

今はバタバタしているので

もう少し考えをまとめたら

また書こうかと思います。

さて、今日も頑張りましょう。

theme : 建設業
genre : ビジネス

2連休でした。

2連休でしたが、バテバテでした。

日曜日はお手伝いをしましたが

まぁ、夜はロボコップ状態(笑)

もらい物のスパイクなんか履いて

動いてみたのですが、自分が

思っているよりも動けるのですが

負担が後から、腰に来ました(爆)

バンテリンの様なモノを塗りまくって

布団に入りましたが、体の向きを

変えるのが、辛いくらいでした。

塗ったのが効いたようで、昨日の

朝は、随分と体も楽になりました。

が、動くかぁ・・という感じまでは

なりませんでしたし、お父さん連中も

沢山いたので、昨日はセーブさせて

貰いました(笑)

しかし、昨日は雪風が強くて

寒かったですねぇ。

練習の最後には、コーチの方から

「寒くて動けないっすか?」と

聞かれたので

「昨日、動きすぎて腰が痛くてダメっす」

と、答えたら、笑われてしまいましたけどね。

何だか、今週も雪がどうのと、云ってますが

バタバタしながらも、既に月半ばです。

追い込みを掛けて行きましょう。

theme : 野球全般
genre : スポーツ

犬小屋問題

さて、犬小屋問題を考えましょう。

この例題には、私達、公共事業を行う

地方中小業者が抱える問題が沢山詰まって

いると思いますので、説明しながら考えたいと

思います。

まず、どちらがおかしいのか?と

最後に質問しましたが、正解は

「どちらも正しい」となります。

えぇ!!と言わないで下さい。

まず、犬小屋問題の登場人物ですが

奥さんの立場を考えます。

犬小屋の資金を補填してくれた

大切な方ですから、例えるなら補助金を

出してくれる「国」と言っても

良いかと思います。

旦那さんが「地方公共団体」、つまり

私達で云う「発注者」になります。

あなた、が「建設業者」です。

チラシが「入札公告」となり

ホームページで見た詳細が「設計図書」です。

「一番安い方に作成を依頼する」というのが

「入札条件」で有って、「落札決定方法」です。

そして、何故どちらも正しいのか?という

答え合わせです。

旦那さんは、犬小屋が幾らで出来るのか?

ぼったくりに合わないようにどの位の

値段が適正なのか、調べていました。

DIYショップに行って、価格を調べていて

板材を見つけて、値札を確認します。

すると値札の横に「500円/m2」と書いて

有る事を見ていました。

塗料も同じ事で、「1缶/15m2」とい数量を

確認していました。

これが業界だと「物価調査」に辺りモノに

なると思って下さい。

(実際は行かないと思いますけど)

つまり、市場の価格を事前に調べる事です。

しかし、旦那さんは業者の人が会員割引が

有る無しは、関係が有りません。

そして、犬小屋に必要なm2数から金額を

算出しました。

なので、板材と塗料の材料費は

「実際に使う数量だけを計算した」訳です。

これは積算基準と意味合いは同じ事ですね。

旦那さんからすれば、板材が3mで売っている

事は、必要でなくm2幾らになるか?が

問題な訳です。

そして旦那さん、その帰り道に知り合いの

大工さんに逢いました。そして、その時

「大工さんって、1日の手間はどの位?」

と、聞いたら「12,000円」と聞いたので

専門職がその金額なら、10,000が妥当か?と

思い、ついでに「犬小屋ってどの位掛かる?」

と、聞いていたのです。

これが「労務費調査」や「標準歩掛」と呼ばれる

ものになります。

そして「あなた」はどうでしょうか?

図面をちゃんと確認すれば、繋ぎ目が無い事は

判ったハズですが、勝手な判断で67本の板材を

無駄なく使おうと考えてしまった訳です。

繋ぎ目を作らない為には3mの板材でも

使えるのは2mと考えなくてはいけなかった

訳ですね。

つまり最初から94本と想定できれば

材料費が合わない、という事が想定

出来たのかもしれません。

犬小屋の写真や図面を作りましたが

これが私達で云う「検査書類」となります。

雨が降って、掛けたシートは現場云う

「共通仮設費」(昨日書きましたね)

となります。

「雨が降る」というのは、私達の

実際も同じ事で、天気予報を見ながら

仕事の段取りをする訳です。

板材の長さを確認するのにスケールを

使って写真を撮っていましたが

これが「現場管理費」になる訳です。

最後、本来は「発注者」である旦那さんが

怒らなくてはいけないのですが、

奥さんが怒る(国)という設定にしたのは

発注者(旦那さん)も、奥さん(この場合は

会計監査)で、怒られる場合が有る事を

表現したかったので(笑)

板材の話は極端な例なのですが、側溝などの

標準品を切断して用いるとラップさせて

書いてみました。

これまで色々と書いてきましたが、犬小屋

問題には、様々な私達の問題点の本質が

入っていたように思います。

が、私が言いたいのは、「だからダメ」

ではありません。

「だから、どうするのか?」です。

若干、大げさな部分や、細かい決まりが

あって、正確では無い部分も有るとは

思いますが、大筋の話はこんな感じで

有っているように思います。

話が逸れますが、大手企業は内部留保を

何百億もしていますが、社員には

還元されません。

派遣社員や、期間社員といったコストを

下げる努力を、そこに求めている訳で

当然、下請けさんも同じです。

私達の業界は「正規雇用」しか使う事が

出来ません。

仕入れ価格を交渉する事は出来ますが

販売価格を決定する事は出来ません。

しかも販売価格は逆入札方式です。

建設業者の求人倍率は1を越えています。

しかし、人が集まりません。

近年、仕事が減り、給与が下がり

多くの人材が他業種へ出て行って

しまいました。残念な事です。

しかし、背に腹は代えられないという

事もあります。

「建設業界は下請けの多重構造だ」と

批判される方もいますが、仕事がないのに

正規社員を雇っておく余裕は有りませんから

「仕事がある時に、出来る会社を連れてくる」

という事になり、有る意味、構造的な

問題だと思います。典型的な例は

大手さんですかね。

そんな変な仕事をなんでやるんですか?

と、聞かれると思いますが、少なくとも

「造る」という方では、子供達に

「パパ(の会社)がこの橋を作ったんだ」

といえる事。それが「地図にのる仕事」

そして「地域をまもる」という事に

誇りを持っているからだと思います。

theme : 建設業
genre : ビジネス

事例を考えます。

昨日まで色々と長々書いているにも

関わらず、読んで下さってありがとう

ございます。今日は例題を元に問題の

本質を考えたいと思います。

断っておきますが、私は暗に批判を

している訳ではありません。

「問題が有るから、一緒に考えよう」

というスタイルです。この考え方は

もう何年も変わっていません。

話が逸れちゃいますので、それでは

犬小屋を作ってもらいましょう。

ご自分だと思いながら想像して下さい。

---------------------------------

日曜大工が得意なあなたは、ある日

新聞のチラシで、犬小屋作成者募集

というチラシを目にします。

近くの方が、大型犬を2匹飼う事になり

その為に、犬小屋を造りたいとの事です。

気になったあなたは、詳細を知るべく

チラシに書いてあるホームページに

アクセスして、詳細を見る事にしました。

詳細を確認すると、犬小屋はサイコロを

大きくしたような真四角で、大きさは

幅、奥行き、高さともに2.0mです。

1面が出入り口になっていますが

「屋根は三角形にしないんだなぁ」と

思いながら、その下に書いてある条件を

読んでみます。
---------------------------------------
---------------------------------------
・サイズは図面に有る通り、1面の大きさが

 2m×2m=4m2  5面なので面積は20m2

・材料費 10,000円 ・金具や釘代 5,000円
・塗料代  3,000円 ・運搬費   2,000円
・作成手間 10,000 ・書類と経費 8,000円
・合計   38,000円まで
-----------------------------------------
本当はもっと立派にしたいけど、お小遣いでは

足りないので、カミさんに少しお金を出し貰って

作成する事にしたので、出来るだけ安くも

仕上げたいと思っています。

また、カミさんに説明する為に、各部の寸法や

考えた材料がちゃんと使われいるかが

判るような簡単な写真や出来上がった正確な

寸法が判る図面を作成して提出して下さい。

なお、応募者が多数の場合は、予算内で

一番安く仕上げてくれる方に作成を

依頼する事にします。依頼主
----------------------------------------
----------------------------------------
詳細を確認したあなたは、頭の中で色々と

考えます。

「1日有れば作れるなぁ」

「運ぶのは友達の軽トラを借りるかぁ」

「こんな簡単な仕事じゃ、大勢募集が

有るかもなぁ」

「材料はDIYショップで揃うしなぁ」

「奥さんはお金を出しているから

旦那さんがくすねていないかどうかを

写真とかで確認するのかな?」

とまぁ、色々と想像して、他の応募者に

負けないように5%引きの36,100円で

作成する事にして、依頼者にメールを

送りました。端数の100円は値引きます。

すると、早速依頼者からの返信が有り

作成を依頼されたので、

「頑張って1万円、儲けるぞ」と

DIYショップに行く事にしました。

板材は1本が10cmの幅で長さが3.0mの

板材が150円で売っています。

1本当たりが0.3mになりますから

67本買えば20m2分間に合うと思い

買う事にしました。

150×67本=10,050

金具や釘も指定されていた様に

品番やサイズを確認して買います。

5,000円で丁度の金額です。

そして最後に塗料です。

1缶が2,250で売っていますが

1缶では15m2しか塗れないと書いて

あります。仕方ないので2缶を

買う事にしました。

2,250×2=4,500円 この材料費の

合計は19,550円となりましたが

あなたは、この店の会員だった事と

会員のみのセール日、だった事もあり

10%引きで買えたので

17,595円で買う事が出来ました。

依頼主の材料費合計18,000円で

何とか足りたのです。

写真用の紙、デジカメなどは自宅に

持っているので、買いませんでした。

さて、材料を持って帰り、早速

作成を始めました。

流石に手慣れているあなたは

半日ちょっとで、作成を終えます。

しかもフレームの真ん中に1本

サンを入れて、補強し、3mの板材を

切った残りの1mのモノを真ん中で繋いで

見えなくなる部分や床板を張る事にしました。

こうすれば、材料に無駄も有りません。

計算通り67本で間に合う事が出来ました。

さて、ペンキを塗ろうか、という

段階になって雨がパラパラと

降ってきたので、シートを掛けて

塗れないようにしました。

雨は止みそうにありませんから

書類を作る事にしました。

板材を2m切って、スケールをそばに

おいて、長さが判るようにして

写真を撮ったり、金具を付けた

部分を撮影したモノをファイリングし

結局、ペンキを塗るのは翌日に

なってしまいました。

仕上がった犬小屋を依頼主に

運ぶ為に友人に軽トラを借りて

運ぶ事にしました。

依頼主は喜んでくれて、作成費用の

36,000円を貰って帰りました。

奥さんにも確認が出来るように

写真を納めたファイルも渡しました。

友人に軽トラのレンタル料金を2,000円の

支払いを済ませました。

「二日間掛かったけど、まぁ良いか」と

思っていた矢先です。

依頼主の奥さんが、カンカンに怒って

電話を掛けてきました。

「依頼した仕様と違うじゃない」

理由を聞くと、床材に繋いだ板が

使ってあるので、繋ぎ目が危ない

という理由です。

説明をしてみましたが、図面は

繋ぎ目など、書いていないと

カンカンです。

あなたは仕方ないので、繋ぎ合わせた

部分の板を張り替える為に板材を

27本買って、繋いだ部分や床の板材を

張り替える事で、奥さんに納得して

貰う事が出来ました。勿論、ペンキも

塗り直しましたが、直す時間に

1日掛かってしまいました。しかも

急遽、板材を買う事になったので

今回は値引き日に買う事が出来ませんでした。

4,050円の追加出費でした。

あなたは、「あぁ、大変だったなぁ」と

思いながら、貰ったお金から

計算します。

封筒には36,000円、入っています。

軽トラのレンタル代を2,000円

材料代は追加も入れて21,645円です。

写真の紙やファイルを勝手に

使った事を子供に怒られて、買う

ハメになり、何と間の悪い事に

プリンターのインクも無くなって

しまった事が判明して、4,000円

子供に取られてしまいました。

手元に残ったお金は幾らでしょうか?

36,000-(2,000+21,645+4,000)=8,355円

結果として3日間掛かって、残った

お金が8,355円しか有りません。

そんな馬鹿な?おかしいだろっ!

あなたは、色々と考えてみます。

何がおかしかったのでしょうか。

これを「犬小屋問題」としましょう。

依頼主の計算でしょうか、それとも

あなたの計算でしょうか。

私は、この事例が本質的な問題を

抱えていると思っています。

さて、現場に行きますので

今日はこの辺りで。

解説は、帰ってきてから(笑)

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genre : ビジネス

せっかくなのでお金の話

昨日はちょっと難しい積算の

お話をしましたが、これは私達が標準となる

基準が有って、工事の内容に応じて金額を

変える事が出来ないと、覚えて頂ければ

良いのかと思います。

さて、今日はもう少しお金の話をしようと

思います。公共工事は積算基準といった

決まりが有って、金額が決定される事は

昨日書きましたが、工事のお金はそれだけでは

有りません、「経費」というモノがプラスされます。

公共工事の場合は下記の様な内容になります。

1.直接工事費
(施工するモノを積算基準で計算し合計する)

2.共通仮設費
(大まかに二つに分かれて、積み上げ分と率分の合計)

3.現場管理費
(工事を管理した書類や記録写真を整理提出する手間)

4.一般管理費
(契約に掛かる手間、費用などを含む)

大ざっぱすぎますが、1~4を合計した金額が

発注者の言っている「予定価格」(工事できる金額)

となる訳ですが、細かく言えば諸費用の中には

ガードマンの「安全費」や法定福利費といった

モノも直接工事の金額に応じた率分で

計算されて入って来ると思っていただければ

良いかと思います。

(これも細かい基準で決まっています)

さて、業者は工事が公告されると、設計図書を

確認して積算を行う訳です。

例えば予定価格が1000万円の工事だとしましょう。

現場を見に行って、設計書の内容を見ると

経験から、効率の善し悪しが分かります。

本来であれば発注者が基準を元に積算を

行っているのですから、1000万円で落札を

しても何の問題も無いと思いますが、最初に

書いた様に、「安かろう良かろう」が入り口に

有る訳ですから、価格競争になる訳です。

また、現場条件が悪く、基準では出来ない

つまり現場が1000万円以上掛かる思っても

予定価格1000万円を越えた金額で落札が

出来ません。1000万円を1円でも超えれば

これは「失格」となってしまいます。

少し前に建設業者の談合に関わる報道で

アナウンサーが「容疑者は予定価格を不当に

吊り上げた疑いが持たれています」と

言った事について、

「おいおい、日本語勉強してよ」と

思ったのと同時に、意図的にそうった

文面にしているのかな?と疑いました。

まかり間違っても予定価格は最初から

決まっているモノですから、業者の

悪知恵で上がるモノでは有りません。

「失格になるだけ」なのです。

話が逸れましたが、さて、入札です。

「仕事が無い」という現状は前にも

書きましたから、当然価格競争です。

ヤフオクなどの入札と違うのは、金額が

一番安い人が落札になります。

これにも基準があり、大まかな数字ですが

私の所では予定価格の12%引きだったり

18%引きの金額が最低基準の金額です。

細かい計算式が有りますが、説明はしません

つまり、880万円もしくは820万円という

金額で入札しないと競争に勝てない訳です。

現場がその金額で出来る出来ないは全く

関係が有りません。

そして、その金額で応札した業者の中から

くじ引きで落札者が決定します。

これは経営とか、技術力とか、そういった

モノは全く関係なく「運」だけです。

仮に最低制限価格が880万円だったとしても

入札前に業者は正確な数字を知る事が

出来ません。細かい計算を行っていって

最低制限価格の取り決めの数字を計算し

その合計を弾いて入札の金額を決める訳です。

もし、私が881万円という応札をしたら

くじ引きの土俵に乗れない、と言う事に

なります。

ここで昨日の積算の話を思い出してみて

下さい。舗装工事がm2あたり\1,313でしたね。

あの数字は、1000万円の工事を1000万円で

落札した場合だけになります。

上の例の様に880万円で落札したとすると

\1,313×12%引きになりますから\1,155m2の

単価になってしまいます。

正確に言えば、1~4の項目に%を掛けて

合計を出すので、こうはなりませんが

日当たり施工量の確保が大変という前に

この難問をクリアしないと工事すら

受注できない事になります。

仮に私が\880万円の金額を入れて、くじを

引いて落札したとしましょう。

さて、現場が始まってみると、予定よりも

工事する箇所や面積と言ったモノが

現場の状況で増える事になったとします。

しかし、ここで問題になるのが落札率です。

当初1000万円の工事を880万円、つまり

12%引きで落札している訳ですから

増える部分についても、落札率が掛かります。

仮に50万円ほど、積算で増えるとします。

すると50万円×12%引きな訳ですから

44万円しか、認めて貰う事が出来ません。

つまり、

「お宅は12%引きで落札したのだから増える

箇所についても12%引きで出来るでしょ?」が

前提となります。

落札率の悪さ(値引きの多さ)が結果として

自分の首を絞める結果になります。

また、材料が足し前になったりもします。

二次製品や、砕石も、標準単価が有って

その金額で計算されている訳ですから

仮に1万円の材料が入っていたとすると

¥8,800円以下で購入しないと、足らない

部分は業者が持ち出しになってしまいます。

「そんなに安く買えるんですか?」と

聞かれれば、答えは殆どの場合がNOです。

また、特殊な製品や加工品だったりすると

下手すると積算価格より高い場合も有ったり

します。特殊な製品が多いのですが、これが

くせ者なのです。

耐震関係の製品や、滅多に使わない製品などが

これに当てはまります。

メーカーは開発費や、その他のコストを検討し

販売価格を決めている訳です。

工事に使って貰おうとすると、当然、性能や

効果が同じような他社製品を比較検討し

その中に単価も項目として入る訳です。

しかし、売り込みを行いたいメーカーは

他社よりも安い単価を入れないとダメだと

判っていますから、当然、原価ギリギリの

数字を入れる場合も有る訳です。

そうして、自社製品が採用されると

その発注行為は、落札者である業者が

行う事になりますが、その時なって

販売価格を提示してくる場合が有るのです。

お役所には1万円としながらも、実際は

1万2千円と言ってきたりする場合が有ります。

「設計の金額よりも高いよ」と話をすると

「こういった加工費は別なんです」とか

訳の分からない言い訳が出るパターンは

恐らく、こういった事が原因だと思います。

落札するまでの仕組みと、実情を書いて

きました。

明日は皆さんに犬小屋を作ってもらいたいと

思います。

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現場の複雑化と制度の限界

今日は仕組みの話になりますので

ちょっと難しくなりますが、私の

無い脳みそを使って、出来る限り

判りやすく書きたいと思います。

構造的不況だとか話をしてきましたが

今回は現場のお金の話になります。

色々なモノを作る公共事業ですが

私達の場合は「土木工事積算基準」という

お金の計算の基準になる本があります。

側溝を並べる時はm辺り幾らです。とか

色々な工種について決められていて

これを基準に金額を算出していく訳です。

ちょっと見づらいのですが、例えば

舗装工事の一例です。

-------------------------------------------------------------------------------------
表層100m2当たり単価表  (密粒度アスコンt=5cm)       1m2当たり 1,313
-------------------------------------------------------------------------------------
名称     規格 単位  数量  単価   金額  摘要
--------------------------------------------------------------------------------------
世話役        人  0.04 17,600   704  1人×100m2÷(2,300m2/日)=0.043人
--------------------------------------------------------------------------------------
特殊作業員      人  0.13  15,000  1,800  3人×100m2÷(2,300m2/日)=0.13人
---------------------------------------------------------------------------------------
普通作業員      人  0.26  12,900  3,096  6人×100m2÷(2,300m2/日)=0.26人
----------------------------------------------------------------------------------------
再生As混合物     t  12.57  9,000  113,400  100×0.05×2.35×(1+0.07)=12.57t
---------------------------------------------------------------------------------------
瀝青材         L   43   84    3,612   建設物価より
---------------------------------------------------------------------------------------
Asフィニッシャ運転    日  0.043  86,541  3,461  100m2÷2,300m2=0.043日
---------------------------------------------------------------------------------------
ロードローラ運転     日  0.043  37,223  1,488  100m2÷2,300m2=0.043日
---------------------------------------------------------------------------------------
タイヤローラ運転     日  0.043  38,350  1,534  100m2÷2,300m2=0.043日
---------------------------------------------------------------------------------------
諸雑費        式  1(19%)      2,295  瀝青材散布、舗装用器具、補助機械等
---------------------------------------------------------------------------------------
計                     131,390

こんな感じで、単位当たりの金額を算出して

実際の現場の数量に掛けると

金額が出る訳で、この場合1m2当たりの

単価が1,313円ですから200m2有るとすると

舗装工事で262,600円となる計算です。

では、何が問題なのか?となりますが

良く見てもらうと、右側の摘要に数式が

あると思いますが、これが問題になる

「日当たり施工量」というモノで

これが何を意味しているのかというと

「一人の人間が1日に出来る作業量が

2,300m2ですよ」と言っている訳です。

単位数量の計算ですから100/2,300となる。

すると、0.043人という答えが出る訳です。

この場合世話役が1人、特殊作業員が3人

普通作業員が6人という条件で現場

行う事を想定していますが、この人数で

朝から現場を行って2,300m2の舗装を

終わらせてくれるなら、問題有りません。

何故なら1日辺り2,300m2と想定している

訳ですからです。

「合計で10人の人間が2,300m2の舗装工事を

1日で行ってくる」ならです。

4.0mの幅の道路なら575mの延長となります。

現場の交通量や交差点、支障物が有って

半分の延長しか出来ない場合は

どうなるのでしょうか?2日掛かる事に

なりますが、その場合には、この計算式は

どうなるのか?と言えば、そのままです。

つまり人件費が倍掛かってしまう分は

業者の持ち出しとなってしまう訳です。

計算すると1,530円/m2位の単価になりますが

貰えるのは1,313円だけですからm2当たりで

217円損しちゃう事になります。

2,300m2以上施工が出来て、初めて儲けが

出る事になる訳です。

会社が人に払う賃金は日当、つまり

1日幾らで計算しますから、0.043日

という計算にはなりません。

現場の出来不出来に関係なく1日の

日当になる訳です。

当然、2,300m2の日当たり施工量が現場で

出来なければ、余計な日当を払う計算に

なってしまう訳です。

話が説明で長くなってしまいましたが

「日当たり施工量が確保できない現場が

余りにも多い」という現状が有ります。

舗装の一例だけを上げましたが、これだけで

無く、土工や排水構造物なども同様です。

「何もない田んぼの中に、道路を造る」

という工事なら、出来るかもしれませんが

現場環境の複雑化(地下埋設物や人家、商店

交通量の問題)等もあって非常に、この

確保が難しい訳です。

公共工事は、この基準に則って発注者が

積算をしてあります。

現場が町の中にある、といった場合は

多少の補正率(%で上乗せ)して計算を

行う訳ですが、それで先ほどの日当たり施工量が

クリアになるほどの割増率では無いのです。

しかし、受注した業者は日当たり施工量が

確保出来ようが出来まいが、その分の変更は

認めて貰う事が出来ません。

業者の手際の悪さや、段取りの悪さで施工量が

確保できないのであれば、それは

単純に業者の責任ですが、どれだけ優秀な

作業員達でも、交通規制や、現場環境の為に

日当たり施工量が確保できない場合が多く

なってきていると思います。

これが如実に出るのが、橋の橋梁や橋台を

施工する時に行ったりする鋼管杭を打ち込む

基礎工事で、大型の機械を設置する為に

仮設費用が掛かるのですが、この仮設費用

諸雑費の%で計算している為に、本数が

少ないと、仮設費用が足らないという

事態になってしまう場合が有る訳です。

積算の方法については、現場の地質や

環境を踏まえて、行っているのですが

どうも、この辺りが制度が出来た頃に

比べて、追いつかなくなってきている

感じが強い気がします。

日当たり施工量を達成できないという

話をしていますが、大体において、

何とまぁ、日当たり施工数量未満の

現場が多い事(笑)

現場は、例に挙げた舗装工事だけに

行く訳でなく、何をやってから、路盤を

施工して、それから舗装となりますから

1日の作業としては成り立ってますが

日当たり施工量が確保できないロスを

その辺りでカバーしている訳です。

現場毎に日当たり施工量を計算して

積算する事が本来の姿だと思いますが

残園ながら、そうはなりません。

会計監査で、「無駄遣いです」と

怒られてしまうからです。

色々な規則や基準に則って、積算を

行っている訳ですから、規則や

基準が、今では現場に即していない

規則や基準で有っても、それは

「ダメ」となってしまう訳です。

この辺りの日当たり施工量の話は

何年か前当たりから、問題とされ

維持補修工事で現場が点在する様な

工事においては補正が掛かる様に

なりましたが、年々厳しくなっている

環境に対して、制度の改善が追いつかない

状況に有ると思います。

そこで登場するのが「市場単価」や

ユニット単価といったモノですが

どれも厳しい状況である事は

間違い有りませんし、工期が長いという

事もあって、燃料や鋼材が施工途中で

値上がりしても、それが有る一定の

金額以上にならないと変更して貰えず

人出が足りない場合には、積算基準

単価よりも高い単価で専門工事業者に

お願いしないといけない場合も有ります。

設計金額よりも実際に買う時の価格が

高い場合もありますが、それはま後日

ということで。

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tag : 積算基準 制度 現場

昨日の続き

公共事業というモノはおおざっぱに

分けると「造る」という仕事と同時に

「守る」という仕事に分けられるのである。

「造る」というのは今更説明も要らないと

思うのであるが、橋や道路、河川の堤防や

護岸工事と云った、様々な観点から

モノづくりをするのである。

これは大手・中堅ゼネコン、地方中小の

建設業まで規模の大きさや小ささは

あったにせよ、変わりはないのである。

(当然、技術的な難度もあるけれど)

建設会社は通信簿の様な「経営事項審査」

という評価をされて、その点数をもとに

入札参加できる案件(規模や金額の大小)が

制限される訳である。

経営事項審査は資格を持った社員の数や

経営内容、社会保険や事故と云った

様々な内容を点数化して通信簿みたいな

感じになるモノで、インターネットで誰でも

見る事が出来る様になっているのである。

ちょっと話が逸れてしまったのであるが

話を元に戻して、「造る」と「守る」という

話に戻るのである。

この「守る」という仕事は維持管理や

災害対応が主な業務になるのである。

判りやすく云えば、台風の時に増水した

河川のパトロールや、溢れそうな箇所に

土のうを置いて対応したり、今日の様な

降雪に対して、除雪(雪をどかす)作業や

凍結防止作業(この辺りは塩カルを散布)を

実施する事になります。

先般の東日本大震災でも、道路に飛散した

瓦礫を撤去したり、幹線道路の壊れた箇所を

応急復旧したりしたと思いますが

これも当然、地元の建設業者が行っている

訳です。

これを「維持管理業務委託」といった名称で

請負う訳です。

雪や台風が来ると判ると、道路や河川の管理者

である、国や地方公共団体の担当者と

連絡を行いながら対応する訳です。

あれは私達の立派な仕事の一つですが

出る費用は、使った人や機械の稼働時間に

よって支払われるのが普通で、融雪材散布に

ダンプが1台、人間が3人で○時間という

形になります。

しかし、よく考えてみて下さい、例えば

今日の様に雪が降ったとしましょう。

場所や内容によっては現場が出来ませんから

現場で働く方達は、お休みとなりますが

この維持管理業務が有ると、出社して来る

事になります。

仮に除雪作業や融雪材散布に出動して

3時間作業を実施する事にしても

機械や融雪剤を準備したりする訳で

準備の時間も掛かる訳ですが、精算の時は

作業をしていた時間だけの精算になる

訳で準備した時間などは精算の対象外です。

しかも会社としては、中途半端な出勤

時間でも支払う日当は一日分となります。

考えると割に合わない仕事なのですが

これも地元の為だと、割り切るしか無いのです。

自宅が台風で床上浸水しても、決壊した

堤防の応急復旧に出動していて、奥さんから

呆れられてしまったという、業者さんを

知っていますが、つくづく因果な商売だと

思ったりもします。

昨日も書いた様に「安かろう良かろう」という

市場主義が導入された訳ですから、維持管理の

業務委託も当然、入札の中で最低制限価格の

ギリギリで受注する状況が有ったりします。

「なんだ、安く受注してるんじゃん」と

思われるかもしれませんが、それは

上半期(4-9月)と下半期(10-3月)で

状況が大きく変わります。

考えてみれば判ると思いますが、公共事業

単年度予算で動く場合が殆どですから

仕事の少ない春から秋までは、どの業者も

仕事が欲しくて安値受注をする訳です。

地域によっては、台風の影響が少ない

地域であれば、そんなに大変な業務なる事は

少ない訳です(その分、金額も減りますが)

しかし下半期なると状況が変わります。

有る程度、業者が仕事を抱えているという

事もあって、かつ冬場は降雪の対応が

発生するとなれば、他の現場を止めて

夜中や、早朝から、その対応に迫られる

事になったりします。

そんな面倒くささや効率の悪さから

誰もやりたがらないという状況が

生まれてしまう訳です。

除雪の為だけに使う機械も有る訳で

購入するには大変なお金を払う訳ですが

先ほども書いた様に「使った時間だけ」しか

お金を貰う事が出来ませんから、稼働が

なければ機械代金の100%が業者持ちだし

となる訳です。

「リースやレンタル機械が有るから

使う時だけ借りれば良いじゃん」と

云われるかもしれません。

確かに「造る」現場では、施工期間だけ

ずっと借りていても問題有りませんが

「いつ」出動するか判らない時間では

リース屋さんやレンタル屋さんも

連絡が取れません。普通は寝ている時間に

出動する場合も有るのです。

なので、ウチの家庭でも子供達は

天気予報で「雪」と言っていると

喜んだりしてますが私は「またかぁ」と

ため息が出てしまいます。

もう10年位前になると思いますが

12月の30日から年末年始のお休みに

入ったのに、30日、元旦、3日と

除雪に出勤して、5日から通常営業となり

「何時休んだんだ?」という思いを

した事が有りました。元旦のお節料理を

囲む日に、旦那は外で雪をどかしていた

訳で、仕事とはいえ、何だかなぁと

思ったものです。

昨日も書きましたが、建設会社としては

一部の社会保険に入れない、といった事が

制度的に出来ませんから、日当や基本給の

削減から人件費の削減を始めますが

元が少ない訳ですからたかがしれてます。

経営事項審査に悪影響が出ると判っていても

技術社員のリストラという事態になります。

多くの会社で、これが行われている為に

今まで書いた「除雪融雪」や台風時の

対応が難しい(人がいない)会社が

大変多くなっているのが現状なのです。

今ではちょっと前の40%ほどの金額しか

公共事業は行われていないのが現状ですから

それに合わせて建設会社も人員調整を

行っているからです。

地方によっては、もっと少ない地域も有り

廃業や倒産といった形で業者数は年々

減っているのが現状です。栃木県でも

少し前までは協会員だけでも500社近く

有ったと思いますが今では330程度まで

少なくなっているのが現状です。

「えっ?建設業者数って昔と変わらない」

と、言われる方もいると思いますが

「建設業の許可申請」が出来れば

建設業者になりますから、倒産した会社の

ちょっと出来る人が「建設業許可」を

取得すれば建設業が出来ますが、先ほども

書いた様に経営事項審査を受けたり

社員を抱えて、業務委託を受注する様に

なるまでは、実績や必要な技術者と

何かと必要になるので、時間が掛かりますし

費用的に厳しい、「守る」仕事を進んで

やってくれるとは思いません。

よって維持管理業務委託が出来ない道路や

路線が増えるという構図になっています。

昨日、ブログやSNSで記事をアップした所

コメントを頂いたりシュアして貰ったりで

続きを書いていますが、内容を「構造的不況

と言われていて、納得してしまったのですが

構造的不況」となってしまった原因は

制度の老朽化に有るのではないかと思います。

これはまた後で書きたいと思います。

話はちょっと逸れますが、私達の業界の

若い人達を中心とした会が有ります。

その会は県内10のグループに分かれて

いるのですが、それぞれのグループが

それぞれの地域で、年に一度小学校へ

お邪魔して、総合学習という授業を

やらせて貰ってます。

内容は重機の試乗体験や、実際に

ビオトープを一緒に造ったりと

様々なのですが、私達の所では

必ず、この「造る」と「守る」という

仕事の説明を少しだけします。

すると、驚くのは「小学校の先生でも

「守る」という仕事を私達がやっている

という事を知らない」事です。

大体は「お役所の人がやっている」と

思っているのが殆どです。

子供達に勉強や社会を教える側の

人達が、知らない事を、子供達が

知るはずが無いのです。

これは、宣伝や伝える事が下手な

私達に責任が有ると思いますが

少しづつでも、知って頂ければ

嬉しいと思って、ずっと続けています。

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tag : 公共事業 構造的不況 維持管理業務委託 除雪 融雪 台風

毎回同じ事を言ってる様な

郵政改革を実施した総理大臣時代辺りに

公共事業も「安かろう良かろう」という

入札制度になり、門戸を開くという

名目で一般競争入札という制度になった。

しかし、公共事業を請け負う建設会社は

各種社会保険を完備する事や労災保険

退職金の積み立てなど、以前の足かせは

外れることなく、入り口の部分だけが

制度変更された訳である。

民間の企業であれば契約社員の導入や

パート、アルバイト等を用いて人件費の

削減を行うところなのであるが、この

部分については、全く手を入れられない

状態で、入り口部分が変わった訳である。

コストが劇的に下がるというのは、一般的に

製造技術の改革や新技術によるコスト削減が

前提に有って、初めて可能になるのであるが

残念ながら、建設業には技術の大幅な進歩

という事は、私の知っている限り無いに近い。

例えば舗装工事であれば、路盤を作って

乳剤を撒いて、アスファルト合材を敷き詰めて

ローラーで締め固める訳で、規模にもよるが

6~10人程度の人間と機械を3台以上、ダンプを

数台使って行う作業な訳で、これが技術革新で

2人の人間と、機械1台で済んでしまうと言う

新技術なんか、出来上がっていない訳で

結局、どの会社が舗装工事を行っても

多少の違いはあれど、原価に大幅な差が出る

と言う事は無い訳である。

そうなると、コストをどうやって削減するか?

になるのであるが、詰まるところ人件費(日当)の

削減や材料費の値下げ交渉を行うのが関の山で

普通作業員の設計単価が¥12,900とかいう数字が

出てくる様になる訳である。

これはお役所が設計する時に用いる単価であって

全ての費用が入っている訳であって、仮に

その金額を社員に全部払うとしても月当たりの

実働日数を25日としても322,500であって

そこから社会保険の本人負担分や所得税といった

税金を引くと28万円程度といった所かも

しれなくなるのである。

会社側は、社会保険を半分負担している

訳であるから、多くの場合満額で払われる

会社は少ないと思うのである。

そうなると、本人の手取りで25万円程度の

金額となる訳である。

カミさん、子供がいて、アパート代はらって

幾ら残るの?となる訳で、それなら

危険性が少なく、夏の炎天下、冬の寒さに

余り影響される事のない職業の方が

良いとなるのは当たり前の話で

有る程度の経験を積んで、所帯を持って

さぁ、これからという時期になると

業界から去って行ってしまう人材が

多いのが現状なのである。

人が居なければ、除雪作業や台風、地震と

いった非常時に、対応する事が出来ない

訳で、それが出来なければ地方の建設屋の

意味が無くなってしまうのである。

人を継続的に雇っておくには、コストが

発生する訳で、仕事がある時だけに

雇えばよいという事が出来ない訳である。

とある雪が降る県では、公共事業の削減が

続き、人員を削減した為に、除雪作業の

契約が出来ない道路が多く残っているという

現状だって有ると聞いているのである。

先日、「これから公共事業が沢山であるから

良いでしょう?」と言われた事を書いた

訳であるが、仮に1年後に仕事が出た時に

「仕事は有るけど、人が居ない」という

状況だってあるかもしれないのである。

建設業の現場は大変厳しいモノなのである。

だからこそ、賃金で応えて上げたい訳で

オヤジが汗水垂らせば、一家が普通程度には

暮らせるという環境が必要だと思うのである。

終身雇用が良いとは一概には言わない

のであるが、将来設計が出来ない環境や

収入の方が、結婚や出産といった未来を

どうやって描くのか?大変だと思うのである。

社会保険や、所得税と言ったものは、また

国に戻って、税収となる訳でグルグルと

お金が回る仕組みになっている訳である。

グローバルを相手にしている大会社と

地方の中小の仕組みと、同じ土俵で

仕組みを考えるのは厳しいと思うのである。

オイラ達の時代の様に、「高校さえ出れば

就職先は幾らでもあった」時代から

「大学出ても就職先がない」という時代に

なってしまっているのである。

ちょっと前までは

「ダムはCo2を発生しない優秀な発電装置」

と、何処かの方が云っていたと思うのであるが

原発処理の問題が大きくニュースになって

いるにも関わらず、そういった声が再び

聞こえて来る事が無いのは、何でですかね。

間違いなく来ると想定されている大地震

それに対応する仕組みを机上で作っても

実際に動くのは「人」なのである。

福島原発の注水作業をする前に、消防車が

通れる様に、道路上の瓦礫をどかしたのも

「人」なのであって、宮崎の口蹄疫の消毒

作業を行ったのも、「人」なのである。

マスコミは決して報道してくれないけれど

そこには間違いなく、「地元の建設業の皆さん」

が、居たはずなのである。

その「人」を確保する事が難しくなって

来ているのである。

「就職が出来ない」という時代なのにも

関わらず、なのである。

発注者、受注者関係なく、こういった状況に

一緒になって対応策や制度を考えないと

いけないと思うのである。

昔はもっと自由に書けたんだけどなぁ(笑)

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genre : ビジネス

雨の月曜日

気温が高いので雨の朝なのである。

昨日も1日中、三男坊のお付き合い。

土曜日が暖かかったので期待を

していたのであるが、朝から風が強く

寒い1日の始まりだったのである。

グランドは乾き過ぎて、寒い中を

水まきからスタート(汗)
13020301.jpg
バッティングをやるというので

キャッチボールをした後に

投げてみましたが、ストライクに

なかなか入りません(笑)

「指先、切らないで縦に投げてみて」

「競技じゃないし、その方が肩の負担も

少なくて良いですよ」と、経験者の

お父さんからアドバイスを受けますが

直ぐに出来るなら、職業変えてるし(笑)

午後もリベンジと投げてみましたが

スピードを腕でコントロールしようと

したのが、いけなかった様で体を

ゆっくりと動かして、そのスピードで

腕を振れば、良い事が判ったので

今度は大丈夫みたいでした。

7割以上は入る様になったかなぁ。

「腕を縦に振る」なるほどねぇ

高さだけ考えれば良い訳で、これなら

安心ですね。

終わって自宅に戻り、風呂に入って

休日も終了ですが、寝る前になって

右足首を筆頭に足腰が別人モード(笑)

変な力の入り方になっているんでしょうね。

今朝は、起きるのが辛かった。

今週は半ばが雪の予報です。

降らないと良いのですけどね。

theme : 男の子育児
genre : 育児

tag : キャッチボール

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