コストと人命、そして資産 その5

 一日、置いちゃいましたが続きを

書いていきます。

まぁ、モチベーションが下がっているので

何処までいけるか?ですが(笑)

さて、何で「公共事業は儲からないか?」です。

ここでお断りしなくてはいけないのは、私達が

やるような地方の小さな仕事が、という前提が

付いている事は、踏まえて頂いた上で、です。

まず、「現場の作業環境が厳しくなっている」です。

現道上の工事だと、規制を掛けたり、その日の間に

復旧したりと、余計な手間暇が掛かります。

その上に、上下水道やらガス、NTTやらの埋設管が

有ったりすれば、防護対策をしたりとなります。

それから「単価そのものの下落」があります。

その昔、作業員の方達の日当が¥19,000という

時代もありましたが、今はどうでしょう?

\13,000程度です。勿論、設計金額と呼ばれるモノで

それから社会保険などの本人負担を引いたら、

手取りとして、幾ら残るのでしょうか?

それは、ともかくとして材料を購入する場合も

「市場単価」と呼ばれるモノを採用したりしますので

その「市場単価よりも安く買える」のであれば

何も問題が有りませんが、多くは

「市場単価より高く」しか、買えないモノも多いのです。

「そんな馬鹿な?」と、思われるかもしれませんが

大手のように年間で何万トンという鉄筋を購入している

会社と、地方の小さい会社で、その現場だけ1トン買っている

金額が同じでは無いと云う事は、安易に予想出来ます。

この「市場単価」というモノは、本として毎月発行されていて

ちょっと大きな本屋さんなら、たいてい置いてありますので

もし、お時間が有るときは手にとって見てみて下さい。

発行元が財団法人○○・・・ですから、ゴニョゴニョ・・・(笑)

つまり、大口、小口の取引の平均といった価格が

出てくるのですから、小口の場合は足し前になる訳で

ちょっと前の重油価格の高騰のあおりを受けて、実際の

購入価格が極端に値上がった場合でも、それに伴って

設計金額が直ぐに上がる事は有りません。

つまり、暫くは足し前状態が続く事になります。

が、根本的な問題は、前にも少し触れた

「日当たり施工量の問題」だと、私は思っています。

つまり、何を行うにしても積算基準というモノで

金額を算出している訳ですが、この日当たり施工量を

こなす事が出来ない環境が多くなっている」です。

積算基準をもう少し話をすると

バックホウなどの建設機械が(大きさ別に)

「1日動くと、どの位の土量が掘れるのか?」

という事と

バックホウなどの建設機械を(大きさ別に)

「1日動かそうとすると幾ら掛かるのか?」

という基準があり、それをもとにして

「1m3あたり幾ら」という計算が出来る訳です。

仮にバックホウが一日動くと¥49,900だとして

一日土掘りする最大量が303m3だとすると

1m3あたり49900/303となり=¥165/m3です。

という、事でまた、明日です。




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