災害復旧

連絡を貰ったのが台風も去った

翌日22日の昼前でした。

「国道293号で土砂崩れです」

「えっ?担当路線じゃないじゃん?」

丁度、他の現場で検査中だったので

監督を現場に向かわせて、状況の確認と

打ち合わせをさせておきました。

自分の仕事が終わり、現地に向かったのが

14:00過ぎだったでしょうか、現場に着いて

確認すると、結構な範囲が崩れてます。
11092601.jpg
道路側はこんな感じ。
11092602.jpg

11092603.jpg
トンネルからの急勾配もあり、歩道が

水路状態になってしまい、崩れた場所に

雨水が流れ込む状況でした。

崩れた場所は、下から作業をしないと

どうにもなりませんから、ベテランの

オペレータと話をすると、何とか下に

下りられるとの判断だったので、それを

信用して、重機で法面を下りてみますが

ひっくり返ったら、ただでは済みませんから

見ている方も、怖いです。ただ、下りないと

復旧作業も出来ませんから、慎重に

下りて貰いました。

災害の復旧は、被災の拡大防止、早期の

現場復旧が求められますから、段取りも

迅速さが必要です。

必要な重機の手配、人員、資機材、仮設と

次々と手配します。

現場では既に交通誘導員が、登坂車線へ

車線を規制して誘導していますが

突貫作業ですから、夜間用の照明も段取り

作業を始めます。

重機が下に下りられた事で、上から

ズリ(大きな石の入った砕石)を

投入し、下で重機の通路を確保しながら

1t土のうで、擁壁を作り、その背面を

ズリで埋めながら、法面を復旧していきます。

11092604.jpg
現場が狭いので、他で作った土のうを現場に

小運搬させながら、砕石場から、10t車で

ズリを運ばせ、上から重機で下へズリを

おろします。
11092608.jpg
土のうと、ズリの埋立を交互に行って

更に、下の重機の通路を埋めては高くして

更に上の段に土のうを積むという事を

繰り返す訳です。

日はとっくに暮れて、夜間照明を用いて

作業を続けますが、砕石場の営業時間が

過ぎても、終わる気配は有りません。

「バカヤロー、災害復旧やってのに

営業時間もクソもあるか、ズリを出せっ!!」

殆どの砕石を、その会社から買っている

当方としては、かなりのムリを言っていると

承知の上ですが、事態が事態なので

応急の処置が終わるまでは、何としても

材料が無い事には、復旧が終わりません。

砕石場の、上層部の方も現場入りして

段取りをしてくれます。

14,5台でピストン輸送していたダンプの

台数を現場の状況を見ながら台数を減らし

足らなくならない、でも待たせないという

台数まで減らす事で、現道上にダンプが

待機する事が無い様にして貰いました。

日付も変わる頃になり、ようやく

「これ以上、被害が拡大しない」という

状況まで復旧できたので、作業完了とし

翌日の作業としました。

疲労している時にムリをすれば、二次災害の

可能性もあります。
11092605.jpg
翌朝、現場での1シーンですが、昨晩の

作業完了の状況です。

これから更に、土のうを積んで、法面の

安定を図り、次は道路上から機械を入れて

埋め戻したズリを転圧して、復旧します。
11092606.jpg
完了の状況です。重機を搬出するスロープを

作り、重機を搬出、転落防止のバリケードを

設置して、歩道はひとまず、砕石で埋め戻して

仮復旧としました。
11092607.jpg
時間外にもかかわらず、出荷してくれた

砕石屋さん、遅くまで動いてくれた

ダンプの運転手さん、おにぎりの

差し入れをしてくれた○○さん、

珈琲やお茶の差し入れをしてくれた

○○さん、自社の作業にあたってくれた

皆さん、ありがとうございました。

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tag : 災害復旧 台風

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