さてさて、片付けてしまいますかね。

最終的な図面を頂いたのでモデリング

修正をしています。
inubushi.jpg
(クリックすると大きくなります)
道路に橋梁、そして奥が造成開発となる

案件のモデリングです。

こういった複合的な構造物を造ろうとする場合

既に出来ている既存の構造物や排水、道路と

新しく造ろうとする構造物の取り合いや

位置関係が素直に判るのがモデリングの良い

所ですかね。

それから、一般の方に現場を説明する時に

とても判りやすいのでは無いでしょうか。

建築の場合も3Dで外観や内観などを描く事が

出来るソフトが有りますので、便利ですが

ようやく、土木の方も、こういった3Dモデルを

簡単に描ける時代になってきた様に思います。

「土木の監督さんが一人前になるには10年掛かる」

というのが、私達の業界なんですが、それは

言い換えると「二次元の図面を密画的に三次元に

頭の中で変換した時に、現場の経験が少ないと

二次元の図面に描かれている不整合が、予め

想定することが出来ない」という事なのかも

しれませんが、3Dモデリングを使うことで

現場の経験不足を補うことが出来るのでは無いかと

思ったりします。

原寸大で書く訳ですから、コンクリート二次製品

カットしたり、加工したりする寸法や、開口部の

大きさや位置なども、かなり正確に、そして事前に

知る事が出来るので便利ですね。

ただ、モデリング上で幾ら正確に、寸法が判ったと

いった所で、現場丁張りを掛ける際にも

正確に、木杭を打ち込んで、高さを測り

釘を打って丁張りを掛ける作業の正確さも

必要になります。

土木の場合、建築と違って水平、垂直という

面が殆ど有りません。

道路勾配やら排水勾配、横断、縦断勾配

いった勾配が付くのが、殆どです。

また、図のような曲線を描く道路だと

曲線は曲線なりに、直線は直線なりに

構造物を並べるのにも、神経を使います。

コンクリート二次製品は、真っ直ぐに

造られていますが、型枠のソリや歪みも

あったりしますので、規格値の範囲内ですが

若干のソリや歪みが、見た目を大きく左右する

場合も出てくるからですね。

曲線に構造物を並べる場合でも、いかに

滑らかに見せられる様に、構造物を並べて

行くのかが、現場の腕の見せ所です。

出来上がってしまえば、何十年も使われる

訳ですから、強度や耐久性も、しっかりと

確保しないといけませんからね。

また、日本は「世界の大地震と呼ばれる

地震の20%が、この日本で起きている」という

国ですからね。

耐震性も大事な、課題のひとつです。

それから忘れてはならないのが、この構造物を

利用する一般の方への配慮です。今回は

狭い現道を利用しつつ、拡幅部と新設部を作り

最終的に幅員6mの道路としますが、その道路を

毎日通っている方がいるので、その方達が

通行しながら、工事を進めないといけない訳です。

仮設の道路を利用して頂こうかと、思っていますが

対コストの事も考えないといけない訳ですからね。

さて、今日は仕上げをやって、帰りましょう。
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genre : ビジネス

tag : 3D モデリング ソフト 勾配 丁張り 現場 構造物 二次製品 コンクリート 地震

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