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ICT施工で法面整形を行う場合

まぁ、メーカーさんの謳い文句は

丁張りが要りません!」なのである。

近年、様々な形で技術進歩が進み

私達の業界も随分とITを使った恩恵を

受けているのであるが、メーカーさんの

現場の見方と、自分たちが現場を仕上げる

やり方が同じとは限らないのである。
ICT01.jpg
例えば河川内の土砂を整形するような

仕事をするとして、河川断面を考えると

上の写真の様な2つのパターンに

なってくると思うのである。

Aパターンは、まるっきり「切土

Bパターンは、「盛土切土」なのである。

メーカーさんの言われる

丁張りは要りません」が現場で

そのまま使えるのはAパターンのみで

Bパターンは工夫が必要になるのである。

Aパターンの様に全てが切土なら

法肩も法尻も機械で位置が分かるので

切った土砂を他に搬出すれば、事は

済んでしまうのであるが、切り盛りが

出てくると大変なのである。

Bパターンの様な場合、人間が機械で

腹付け盛土を行うのであるが

この場合、目安となる丁張りが無いと

どれだけ腹付け盛土が出来ているのか

判断することが出来ないのである。

盛土しただけではNGなので、当然

締固めをするにしても、ブルやローラー

バックホウ等で締め固めてからの

法切りになるのである。

勿論ICT建機で、法肩と法尻を確認して

盛切りをする事も可能なのであるが

手間暇を考えたら、簡易でもガイドとなる

計画の丁張りを出してしまった方が

仕事は何倍も早く済んでしまうのである。
ICT02.jpg
つまり、上のBパターンの様に腹付け

盛土の法肩と法尻は、目安となる丁張り

掛けて盛土したほうが圧倒的に

時間が少ないのである。

土砂を動かす仕事では、最低限の

移動量で土砂配分を考えることが

基本なのである。

レーザーなり、ドローンなりで初期の

測量をした段階で、土砂の配分計画は

分かるのであるから、その土砂移動を

速やかに行えるように、目安となる

丁張りは、必須だと思うのである。

法面を切ることが出来る」のと

法面を綺麗に仕上げられる」は

似て異なる話なのである。

当然、現場は予算の範囲内で

収めなくてはならないのであるから

どこかを省力化する事をしないと

いけないのである。

全てをICTよりも、既存のやり方に

プラスする様な形でICTを加えて行く

やり方が、現時点では良いかと

思うのである。

メーカーさんを否定する訳ではなく

うちらからすれば「原価管理をする面から」

という理由なのである。

土工の場合、現場をやる方から考えれば

キャビンのガラス面に法線のラインと

床掘りのラインが表示されれば、事は

足りてしまうと思うのである。

しかし、それではメーカーさんとして

展開が足りないのかなぁ、と

思ったりもするのである。

今の技術からすれば、ガラス面に

床掘りのラインを映すことも

法線のラインを映すことも可能かと

思ったりするのである。

建築現場の地切りなどは、切土作業に

ICTで全て出来るのである。

しかし、盛土の場合は空中でラインを

結んでいかないといけないので

まるっきり頼ってしまうのは

危険だと思うのである。

ただ、ブルのICTは良いのである。

あれこそ、ベテランオペが要らない

という、話になるかと思うのである。

勿論、整地に限ってなのであるが。

覚書的な事で、書いてみたのである。

たまには現場の話も書かないとね(笑)
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tag : ICT 法面 切土 盛土 丁張り 腹付け

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