10年ぶりに飲むものは



 珈琲なのである。

「えっ?そんなの毎日飲んでるでしょ?」と

思われるかと思うのであるが、「サイフォンで入れた珈琲」なのである。

物心が付いた頃の私に、年の離れた兄貴達が

サイフォンで入れていた珈琲が凄く大人に見えて

私も、そういう歳になってから、サイフォンを買っていたのである。

当時、余りお酒を飲むことが無かった私的には、何か有ると

サイフォンで入れた珈琲を飲む事が、ちょっとした贅沢であって

豆を買ってきては、手挽きのミルで挽いて飲んでいたのである。

長男の事が有って、カミさんの実家にお世話になると決めて

引っ越しをする時に

「こいつが、また日の目を見る日が来るとすれば、その時は

何とかなった日なんだろうなぁ」と思いながら段ボールに仕舞い込み

10年を迎えようとしていたのである。

去年か一昨年に、倉本聰のドラマで「優しい時間」という富良野を

舞台にしたドラマが放送されていたのであるが、主人公の寺尾聡扮する

マスターが経営する「森の時計」という喫茶店で、同じように

お客に豆を挽かせて飲ませていたのである。

そのドラマの感想を書いたりもした事が有ったのであるが、多分それは

そんな思いが私の中に有ったからかもしれないのである。

引っ越しもようやく一段落してきて、段ボールの紐をほどいて

中身を出したのである。

若干傷んでいる所も有ったのであるが、使用には問題ない程度なので

早速洗って、珈琲豆を買いに行ってきたのである。

モカとブルマンの二種類を買い込んで、自宅に戻り

悪童達が寝静まってから、豆をミルに入れてゆっくりと挽いて

久々にサイフォンで入れた珈琲を飲む事が出来たのである。

肝心のお味の方は・・・・・「感無量」なのである。

何とかなって来た、やっとこ何とかなって来た。

私の周りいる人達に感謝!、お世話になった義母さんやお袋

そして、会社の人達や多くの友人にも感謝!

これからミルを挽く時は、私の時間も「優しい時間」に

なってくれると良いなぁと、珈琲を飲みながら願う夜なのである。
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theme : 小さな幸せ
genre : ライフ

tag : 優しい時間 サイフォン 珈琲

comment

Secret

読んでいて体の中がほんわかしてきました。
コーヒー豆の香りや、ミルをゴリゴリする音や感触が伝わってきました。

感無量・・・その思いも伝わってきました。

改めまして、お引越しおめでとうございました。

おめでとうございます

 ミルでがりがり、おいしい。引っ越し大変でしたね。

うどん星人様、チー坊様
ありがとうございます。m(._.)m ペコッ

やっとこさっとこ、落ち着きました。
カミさんの仕事部屋は未だなんですけどね。(爆)
珈琲うまかったです。

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