山は怖いんだよね


会社の付近では昨夜もかなりの降雨が有ったとの事だったので

朝礼でも「気をつけようね」と言っていたのである。

私の方はいつものように、通常業務をこなしていて、そろそろお茶の時間だと

思っていた矢先に一報が入るのである。

けが人の有無や簡単な状況を聞いて、即現場に向かうのである。

林道開設を行っている現場なのである。

それも、一番地盤が悪い部分と云うことが事前に判っていたこともあって

手間がかかっても一番最後に施工する事になっていた部分なのである。

現場に到着してみると、幅が約20m、法長にして約40m程の部分が

そっくり崩壊して大規模な土砂崩れになってしまったのである。

勿論、法肩部分に築造されるはずの道路部分もごっそりと落ちてしまい

見るも無惨な状況なのである。

07073102.jpg

丁度、法長の半分くらいの所から湧水がかなりの量でわき出ていて

恐らく、昨晩の雨の影響で吸収しきれずに水たまりとなっていた部分が

体積している土砂の重さに耐えられなくなり、一気に崩壊してしまったと

思われるのである。

昨日の作業も降雨の影響で午前中で終了となっていたのであるが

その時も確認していたし、今朝も作業前に崩れた場所の下側にある道路から

法面の状況は確認していて、湧水が確認できなかったとの事なのである。

ということは、法面の表面には出ていなかったと思われるので、丁度

地層の変わり目の部分に溜まっていた水が、一気に吹き出た影響で

崩れてしまったのでは無いかと推測されるのである。

毎年、この林道開設工事は雨期の時期を跨ぐ工事となる為に、雨で

泣かされる事が多いのである。

整形した法面の崩壊や、湧水による浸食の為に、路盤を再施工したりと

追い込みの後半になって、色々と問題が発生するのである。

それに対して、年々、法面をブルーシートで養生したり、スパンを

短くして、完成型にしながら進めたりと、対応はしているのであるが

いかんせん、最近の集中豪雨的な降り方には、為す術が無いようである。

これだけの土砂崩壊にも関わらず、負傷者がいなかった事は、不幸中の

幸いというか、現場代理人の配慮が行き届いた結果だと、感謝なのである。

起こってしまった事は仕方ないのであるが、こういった形で目のあたりに

すると、自然の力の前には、全くの無力だと云うことを、知らされるのである。

そもそも、こんな場所だからこそ、安全な道路を作っている訳であるから

ある程度のリスクは覚悟しているのである。

だからといって、災害が起こって良いという訳では無いのである。

問題は、この部分を復旧しないと道路が分断されたままになってしまう事と

中間層に出ている湧水の処理を根本的にやらないと、何をしても

崩壊の可能性が残ってしまうという事で有って、道路放線を山側へ

バックさせるにしても、既に山側には既設道路の擁壁が三段で段切りに

施工されているので、バックすることが難しいのである。

後二ヶ月という工期も考えなくてはいけないのである。

週半ば過ぎには台風の影響も出てくる可能性もあるので、応急的な

処置もしておかないと被害が拡大する可能性もあるのである。

しかし、一段落したと思えば、この様に次の事が入ってくるのであるから

よく出来ているモンだと、思ってしまうのである。

さて、応急的な措置と、根本的な対策を考えなくてはいけないので

今日はこの辺でお仕舞いなのである。

(今日は別な事を書こうと思っていたのであるが、それはまたの機会に)
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theme : 建設業
genre : ビジネス

tag : 崩壊 土砂 災害 被災 降雨 集中豪雨

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