建ブロの日【土木の日を考える】

 みなさん、こんにちは。まさたろうでございます。m(__)m

昨日、長野から戻って来まして、ゆっくりしたつもりなのですが

どんよりと疲れが残っている様な感じです。(単なる飲み過ぎか?笑)

毎月ぞろ目の日は「建設ブロガーの日」という事で、お題を頂いて

ブログを書いているのです。

そういえば先日、立ち上がらなくなったデスクトップが、戻ってきました。

しかも、奇跡的にデータは全て外付けのHDDにバックアップまで出来て。

「嬉しい!」のですが、納品請求書の金額と、再インストールしないと

いけないソフトが有りまして、少し憂鬱になっております。

机の横で、インストール作業をしながらの、更新となっているのです。

「えっ?何か今日は違わねぇかって?」

ハハハ・・・・いつもと口調(書き方)が違うんですよね、今日は。

さて、話が逸れてしまったので、本題に戻しましょうかね。

【土木の日を考える】っつう事ですが。

こういった内容だと、先人達の偉業がどうの、技術的進歩がどうの、と

いった話になりがちなのですが、そんな事は皆さん知っていると

思いますし、検索すれば色々と出て来るでしょうから、辞めておこうと

思います。

それじゃ、何を書くのか?となるのですが、丁度手元に最近の資料が

有るので、今の現状をとりとめもなく書こうかと思います。

「公共事業費の推移」

改革と展望に従って削減され続けてきています。平成10年度の補正が

付いた時の事業費が最高で14.9兆円でしたが、平成19年度が当初の

予算で6.9兆円という、ほぼ半分にまで削減されています。

これは昭和62年(約20年前)の水準です。

まぁ削減されているのは、他にも文教及び科学振興費(1.4兆円)や

防衛関係費(0.2兆円)、その他経費(1.3兆円)とあります。

が、問題なのは削減した以上に増えているのが、社会保障関係費でして

(+3.6兆円)なのですね。トータル(H13→H19)では合計で1.7兆円の

削減がされている訳です。

予算が減っているのだから、建設業者も減っているのでしょう?と聞かれると

平成3年が約52万者で、二年前の平成17年度が約54万者ですから、ほぼ

横ばいですね。

これは、「親亀転けたら、子亀が出て来る」状態でありまして

ちょっと気が利く技術者が、自分でやり始めるということですかね。

予算の削減に関しては、経済財政諮問会議の中で、こんな発言が

今年の5月に民間議員から出ています。

------------------------------

・・・費用の縮減というのは限界が無い。・・・・民間の企業は乾いた

タオルを絞るんだというぐらいの努力をして、合理化、効率化を

進めてきている。

・・・・・談合や指名入札は、まだまだ民間から見ると非常にコスト的に

甘く、それでみんな入札に群がる・・・・

対GDP比で見ると日本は、まだまだ3.7%とか高いレベルにある。

例えばアメリカは2.5%、イギリスは1.9%、ドイツは1.3%であり

必ずしも日本の公共投資がGDP比として、非常に低いという事では無く

まだまだ、高いレベルにある。

----------------------------
とあるのですが。

単にコストだけの比較をすると、おっしゃる通りなのですが

日本は「細長い国土で、海峡と脊梁山脈により分断されていて

道路整備を行う場合、橋梁やトンネル等の構造物の比率が多くなる事

また、地震大国であり、耐震設計だったり防災関係の費用も含まれるので

同じ様なコストにはならないのです」と言っておかないとまずいですかね。

では、「コストが高い=儲かる」のかといえば、そんな事はマスコミの

植え付けたイメージであって、製造コストが40円だから、諸々考えて

120円で売ろう!という商売は出来ないのが、この商売なのですね。

何と言っても、設計金額というモノがありまして、どんなモノかと言えば

「この道路を造ろうとすると、1000万円掛かるよ」という製造コストを

お役所さんが算出している訳です。

この設計金額から、何の理由かは知りませんが、数%下げた金額の事を

俗に「予定価格」といいます。

もちろん、この金額以下でないと受注できない訳ですね。

「でも儲かっているのでしょ?」と聞かれる方のために、他の産業と

利益率を比較してみましょう。

売上高営業利益率(本業の儲け)

全産業:3.2%

不動産業:9.1%

輸送用機械:4.8%

製造業:4.5%

建設業:1.5%

この数字は法人企業統計調査(財務省)の資料が元です。

ちなみにNTTドコモが22.6%、トヨタ自動車が9.9%(会社四季報より)

となります。

他の産業と比べても利益率が低い(儲からない)のが建設業なのです。

「そんな事言ったって、土建屋さんは高級乗用車に乗っている人が

沢山いるでしょ?」って反論されそうですね。

まぁ、あれは単なる見栄っ張りだと思って下さい。(笑)

冗談はおいておいても、その昔は、儲かった時代があったのだと思いますが

「公共事業=儲かる」というイメージはマスコミが作り上げた虚像です。

それから一般の製造業で見られる、契約社員・パート・アルバイトといった

姿の雇用は、基本的に無理なのが、私達の特徴でもあります。

確かに日給月給といった給与体系はありますが、社会保険はしっかりと

掛けておかないと、法令で罰せられます。

現場の監督に限って言えば、雇用して保険を掛けてから3ヶ月経たないと

公共事業の監督は出来ません。

この他にも退職金制度の加入が義務づけだったりもします。

法人税といったモノ等についても、ほぼ待った無し!で納付しておかないと

入札に入れなかったりもします。

何故このような縛りがあるのかといえば、地域の働き口としての役割を

背負わされているからです。

これについては、深く書きませんが、地域経済の毛細血管的役割を

担わされてきたという事でしょうか。

「官公需法」という法律があり、これにより私達は定義されていると

言った方が良いのかもしれません。

また、建設業法という法律で、その辺りはしっかりと抑えられていて

一般の企業のように、パート・アルバイトや仕事がある時だけに雇う

季節労働者、契約社員といった、固定費削減の手段が非常に制限

されていますので、単にコスト縮減と言われも、限界が有るのです。

最近では防衛関係の事で談合や癒着の話が出るようですが、ああいった

事件は、私達から見ても「酷いなぁ」と思うのが心境です。

本当にごく一部の方達が、ああいった事をやっていると思いますが

何だか業界全体が、ああいった事をやっているように報道されるのは

本当に困りモンですね。

発注者や役人にお金を渡して、便宜を図って貰おうというのは、

ハッキリ言って最低だと思います。

また、私達中小建設業者にとって、裏金を作るというのは、非常に

大変であって、役人だってバレた時の事を考えれば、退職金以上の

モノを貰わないと割に合わないでしょうから、そんな大金の裏金なんか

簡単に作れるハズが無い事ぐらい、簡単に想像できると思います。

段々と何を書きたかったのか、判らなくなってきましたので、そろそろ

辞めておこうと思いますが。

こんな事を書いていると、「土建屋さんて、何の魅力も無い」ように

思われるのですが、やはり「ものづくり」が出来て、なおかつ

「あの橋は、○△建設さんが造った」とか、「あそこの道路は

×□土木さんがやったんだよね」と、地図に名前が残る仕事だと

云う事なのです。

出来上がってしまえば何て事は無いように見えますが、色々と苦労して

現場が完成した時は、本当に嬉しいモノなのです。

これは技術屋だけの特権だと思います。

長々と書きましたが、最後まで読んで頂いて感謝申し上げます。

何だか、普段と違う口調で書くと、変な感じですね。

明日からは、元通りに書きたいと思います。

では、この辺で。
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建ブロの日【11月18日 土木の日を考える】

昨日は、5回目の建ブロ(建設ブロガー)の日。お題は、「11月18日 土木の日を考える」でした。 一般的には

comment

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建設業の営業利益利率って本当に低いですよね。結構がんばっているのですが。

>結構がんばっているのですが。

みんな一生懸命なのですけどね、最近は制約条件が
厳しくなって、下手すると元請けで赤字になる
工事が結構ありますからね。

そのものズバリの話なのである。

とても感銘を受けたのである。

そろそろ辞めておこう、とした話からがおもしろいので、これからも楽しみにしているのである。
(私も普段と違う口調は変な感じなのである)

>(私も普段と違う口調は変な感じなのである)

あははは・・・やはり、変でしたね。(笑)

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